【『しゃぶしゃぶ温野菜』ブラックバイト裁判】千葉地裁で初公判 DWE Japanの社長が店名を報道しないようマスコミにお願い

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2016年9月14日、大手飲食チェーン店『しゃぶしゃぶ温野菜』でアルバイトをしていた大学3年の男子学生(21)が4カ月間無休で働かされた上、店長に包丁で刺されたなどとして、運営会社『DWE Japan』に未払いの残業代や慰謝料など計約800万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が千葉地裁で行われました。

 

『ブラックバイト訴訟 大学生「怖くて辞められず」』・毎日新聞

 

–<記事引用>–
ブラックバイトを巡る訴訟は全国初とみられ、大学生は「怖くて辞められなかった。学生を会社の都合だけで働かせるのは許されない」と訴える。

 

「何でこんな目に遭わないといけなかったのか」。大学生は包丁傷の痕が残るという左肩をさすった。「『死ねよ』と首を絞められたこともある。殺されるかもしれない、耐えて働くしかないと思った」

 

大学生によると、「DWEJapan」(千葉県成田市)が運営する「しゃぶしゃぶ温野菜」のフランチャイズ店で2014年5月に働き始めた。1日約5時 間、週4日勤務だったが、人手不足で午前0時の閉店後の片付けも任されるようになり、15年春には1日約12時間勤務になった。

 

「辞めたい」と訴えたが、当時の女性店長に「懲戒解雇にする。懲戒解雇となれば就職もできない」「店が潰れたら4000万円の損害賠償を請求する」と脅された。月150時間超の深夜労働が3カ月続き、4〜8月の122日間は非番の日がなかったという。

 

このため15年度前期は大学にほとんど通えず、一単位も取れなかった。飲み放題の客が制限時間を過ぎても帰らなかった時には「新しい客の注文を取れなかった損害」として10回以上にわたり計約23万円を払わされたという。大学生は「企業がアルバイトを軽視しない社会に」と願う。

 

DWEJapanの代理人は毎日新聞の取材に対し「店長が打刻したタイムカードは正確でない可能性がある。未払い賃金などについては誠意を持って対応する用意があることは伝えている。暴行は、当時の店長が退職し事実関係の確認がとれていない」と話した。

 

歯止めのルールを

労働組合「ブラックバイトユニオン」(東京都世田谷区・渡辺寛人代表)には、「テストがあるのにバイトを休めない」など月100件前後の相談がある。坂 倉昇平事務局長は「サービス業などで低賃金の学生に過剰な責任と長時間労働を押しつけ、利益を上げる構造がまん延している」と警鐘を鳴らす。提訴した大学生に暴行したとされる元店長自身も8カ月間、休み無く働いていたといい「ブラック企業の社員が『ブラック』な部分をバイトに押しつけて加害者となるケースもある。歯止めをかけるルールを作らないといけない」と指摘する。【金森崇之】
–<ここまで>–

 

しかし、当日の公判では被告であるDWE Japanの川井直社長の発言が、意見陳述中に被害者学生を非難した挙句、「マスコミの皆様」に「『しゃぶしゃぶ温野菜』の名前を報道しないでほしい」とお願いをし始めました。

 

『しゃぶしゃぶ温野菜の「ブラックバイト裁判」、被告の運営会社DWE Japan社長がマスコミに店名を出さないよう「お願い」』・BuzZap

 

–<記事抜粋>–

川井直社長は予告なしに意見陳述を始め、被害者学生を攻撃した挙句に傍聴席に向かって「マスコミの皆様」に対し「しゃぶしゃぶ温野菜」という名前を報道しないでほしいと「お願い」を始めたのです。

 

しかも「マスコミの皆様」と言いかけた時に裁判長が制止したにも関わらず、会社側弁護士が「マスコミの皆様」という表現をしただけで、マスコミに語 りかける内容ではない」とゴネた上、結局はマスコミの皆様へのお願いだったということで、裁判長に対して明確に嘘をつくという悪質極まりないもの。

 

「マスコミの皆様」は当然のことながらこのような嘘までついて行われた身勝手な「お願い」などは一蹴して明確に「しゃぶしゃぶ温野菜」と「DWE Japan」の名前を出して報道しなければ話になりません。

 

◆「マスコミの皆様」の対応は?
ぶっちぎりで腰が引けていたのはテレビ朝日。「しゃぶしゃぶ温野菜」と「DWE Japan」のどちらの名前も出していません。

 

“ブラックバイト”で全国初の裁判 慰謝料など求め

 

東京新聞は「DWE Japan」の名前こそ出したものの「しゃぶしゃぶ温野菜」とは言っておらず、こちらも「お願い」に屈した形に。

 

東京新聞_ブラックバイト訴訟で初弁論 「人生を狂わされた」_社会(TOKYO Web)

 

逆にどちらの名前も明確に出して報道したのは毎日新聞、TBS、フジテレビとなっています。

 

ブラックバイト訴訟:大学生「怖くて辞められず」 – 毎日新聞

 

“ブラックバイト”で初の裁判 News i – TBSの動画ニュースサイト

 

「ブラックバイト」訴訟第1回口頭弁論 「怖くてシフト断れず」

 

普段はリベラルとして知られるマスコミが真っ先に「お願い」に屈した形の報道を行っているのが印象的です。

–<ここまで>–

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