【北朝鮮拉致問題】都内で『最終決戦は続いている 制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会』が開催 安倍首相「我々は、常に拉致被害者、そして御家族の皆様と共にある」

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2016年9月17日、東京都千代田区で、北朝鮮による拉致被害者の家族会や支援組織『救う会』などが国民大集会を開催しました。

 

安倍晋三首相はあいさつで、「北朝鮮の指導部には、これ以上いたずらに時間を費やすことは何ら利益とならないばかりか、日朝関係にぬぐいがたい禍根を残してしまうことに思いを致し、対話を通じ拉致問題の早期解決を実現するよう強く求めていく」と行動を強く促しました。

 

『拉致家族が国民大集会 安倍首相、北朝鮮に「日朝関係に禍根残す」と早期解決への行動促す』・産経新聞

 

–<記事引用>–

14年前のこの日、日朝首脳会談で北朝鮮が拉致を認め、翌月に被害者5人が帰国した。安倍首相はその後進展がないことを「痛恨の極みだ」と述べ、「大切な ことは国民の声を一つにまとめながら、北朝鮮に『拉致問題を解決せよ』『日本人を日本に戻せ』との声を強くしていくことではないかと思う。私もその先頭に 立って闘い抜いていく決意だ」と話した。

 

加藤勝信拉致問題担当相は、世論分断などを図る北朝鮮に対して「いかなる策動も一切通用しない」と牽制。「被害者を隠蔽して問題の収束を図るのではなく、真相を明らかにするとともに、すべての被害者をただちに帰国させるよう強く求める」と語った。

 

拉致被害者、田口八重子さん(61)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(78)は拉致問題を核、ミサイル問題と切り離すよう要望。 「(拉致問題を)先行して日本の政府として第一優先でぜひやってもらいたいという思いだ」と被害者の早期帰国実現を求めた。

–<ここまで>–

 

また安倍首相の挨拶全文は以下のとおりです。

 

『「最終決戦は続いている 制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」等』・首相官邸

 

–<HP引用>–

平成28年9月17日、安倍総理は、都内で拉致被害者御家族との懇談を行い、「最終決戦は続いている 制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」に出席しました。

 

総理は、国民大集会の挨拶で次のように述べました。

 

「国民大集会の開催に当たり、一言、御挨拶申し上げます。

 

14年前の今日、平壌で日朝首脳会談が行われ、金正日国防委員長(当時)が公式に拉致を認めました。

 

首脳会談の後、両首脳が署名した『日朝平壌宣言』では、『日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、双方の基本利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与するものとなる』との認識が共有されています。

 

しかしながら、北朝鮮は、今日に至っても、なお、国際社会の呼びかけに応じず、本年に入ってからも2回の核実験を強行し、21発の弾道ミサイルを発射す るという挑発行動を繰り返しています。この北朝鮮の暴挙に対し、国際社会が一致して、断固たる対応をとることが求められております。

 

拉致問題に至っては、無事祖国への帰還を果たせたのは、北朝鮮に囚われた被害者の内、わずか5名の方と、その御家族の方々のみに過ぎません。未だ多くの同胞が、北朝鮮に残され、救出を待ち侘び、お年を召された御家族が愛する肉親との再会を切望しています。

 

こうした厳然たる事実に向き合う時、私は、拉致問題の解決に当初から取り組んで来た政治家の一人として、また、日朝首脳会談に官房副長官として同席した者として、痛恨の極みであります。

 

我が国は、日朝平壌宣言の精神を一貫して堅持しています。北朝鮮には、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の解決に誠実に取り組むことを改めて強く求めます。

 

拉致問題は安倍内閣の最重要課題です。拉致問題の解決なくして日朝関係の改善はありません。そして、全ての拉致被害者の帰国や真相究明等がなされない限 り、拉致問題が解決したとは決して言えないことを、改めて強調したいと思います。『拉致問題は安倍内閣で解決する』との立場にいささかの変わりもありません。

 

政府は、拉致問題の解決に向け、『対話と圧力』、『行動対行動』の原則の下、米国、韓国を始め、中国、ロシア等の関係国や国連との緊密な連携を図りつつ、全力を尽くして参ります。

 

北朝鮮の指導部には、日朝平壌宣言の精神に今一度立ち返り、これ以上徒に時間を費やすことは、歴史的責務の放棄であり、何ら利益とならないばかりか、日 朝関係に拭い難い禍根を残してしまうことに思いを致し、対話を通じ、拉致問題の早期解決を実現するよう強く求めてまいります。

 

被害者の方々と御家族の皆様が抱き合う日が訪れるまで、私の使命は終わりません。我々は、常に、拉致被害者、そして御家族の皆様と、共にあります。

 

この集会に先立ち、先ほど、御家族の皆様と懇談する機会をいただきました。御家族の皆様からは、何ら進展のないまま歳を重ねていく現状への強い憤りと、一刻も早く肉親に会いたいという切実な思いを改めてお伺いをいたしました。

 

一刻も早く、被害者を御家族の下に取り戻すべく、引き続き全力を尽くしてまいります。

 

繰り返しになりますが、北朝鮮にしっかりと国際社会と共に圧力をかけていく。そして、現在の北朝鮮の政権が、今の政策を変えない限り、北朝鮮の未来を切 り開いていくことはできない、そう認識させ、そののちに交渉によって解決するしか道はないわけであります。我々はしっかりと一致結束をしながら、交渉に臨 むべく、まずはしっかりと国際社会と手を携えて、圧力をかけていかなければならないと、こう考えております。

 

明日から私も国連総会出席のためにニューヨークに参りますが、国連の場においても拉致問題の解決の必要性をしっかりと訴えていきながら、国際社会の連携を強めていきたい、こう考えている次第でございます。

 

大切なことは、国民の声を一つにまとめながら、北朝鮮に『拉致問題を解決せよ。』、『日本人を日本に戻せ。』との声を強くしていくことではないか、このように思う次第でございます。私もその先頭に立って戦い抜いていく決意でございます。

 

一日も早い拉致問題の解決に向けて、全力を尽くしていくことをお誓い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」

–<ここまで>–

 

【参考】

『救う会』HP

http://www.sukuukai.jp/

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