【挑発行為!?】中国軍艦が鹿児島県口永良部島の周辺領海に侵入

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2016年6月15日、防衛省は中国海軍の艦艇が鹿児島県の口永良部島周辺の領海に入ったことを発表しました。

同海域の領海に中国艦が入るのは初めてで、中国艦はすでに領海を出ています。

自衛隊に対して海上警備行動は発令されておらず、政府は警戒監視を強めて情報収集を進めるとともに、中国の意図の分析を急いでいます。(産経新聞)

 

–<記事引用>–

防衛省によると、15日午前3時30分ごろ、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻が、口永良部島西方の領海を南東に進むのを海上自衛隊のP3C 哨戒機が上空から確認した。同艦は約1時間半後の午前5時ごろ、鹿児島県の屋久島(鹿児島県)南方から領海を出た。海自は中国艦に「日本の領海に入ってい る」と無線で警告した。

 

防衛省幹部は中国の狙いについて「10日から同海域で行っている日米印共同訓練『マラバール』に参加しているインド艦艇2隻を追尾した可能性もある」との見方を示している。

 

政府は、今回の動きが国際法上認められる「無害通航」に当たるかどうかの分析などを急いでいる。中谷元防衛相は記者団に「非常に例が少ないことだ。今後も中国艦艇の動きに注目して警戒監視をしていきたい」と述べた。

 

中国海軍の動きをめぐっては、今月9日にジャンカイI級フリゲート艦1隻が尖閣諸島の久場島北東の接続水域に入ったのを護衛艦「せとぎり」が確認されている。外務省が中国側に抗議していた。

–<ここまで>–

 

このような領海侵入に対して、国連海洋法条約では第25条『沿岸国の保護権』にて「沿岸国は、無害でない通航を防止するため、自国の領海内において必要な措置をとることができる。」としており、また第30条『軍艦による沿岸国の法令の違反』では「軍艦が領海の通航に係る沿岸国の法令を遵守せず、かつ、その軍艦に対して行われた当該法令の遵守の要請を無視した場合には、当該沿岸国は、その軍艦に対し当該領海から直ちに退去することを要求することができる。」とされていますが、具体的な対応については規定されていません。

 

また、日本では海上保安庁法第20条に定められた条件を満たさない限り相手国の船舶に危害を加えてはならないことになっています。

 

実際に海上保安庁が船体射撃をした前例は3件(『ラズエズノイ号事件(1953年)』、『能登半島沖不審船事件(1999年)』、『九州南西海域工作船事件(2001年)』)のみですが、今後の中国の動き次第では船体射撃もあり得ると見ていいでしょう。

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