【前田健さん死去】『虚血性心不全』とはどんな病気?

この記事は2分で読めます

2016年4月26日、お笑いタレント・俳優の前田健さん(享年44)が路上で倒れ重体となり亡くなりました。

 

前田さんは26日の朝から栃木県内でテレビ朝日系『金曜ロンドンハーツ』の収録に参加していましたが、途中で「胸が苦しい」と訴え、医務室で休憩する場面がありました。

その後、午後4時まで収録に参加して都内へ戻ったということです。

 

また、不整脈の持病があったことも報道されています。

 

死因は『虚血性心不全(虚血性心疾患)』であると見られています。

 

この虚血性心不全は「心臓への血液の流れが阻害され、心臓に障害が起きる病気」で、不整脈により狭心症が発症したことも原因として考えられます。

 

1.虚血性心不全の病状

典型的な病状は「胸痛・胸部の苦悶感、肩から上腕にかけての痛み、悪心・嘔吐、場合によっては下顎痛、歯痛」であり、高齢者であれば腹痛や腹部不快感なども含まれます。

 

短時間(多くは1分以内)で急変して死亡する場合では「仕事中、歩行中、乗車中などの安静時、用便中あるいはその直後、就眠中に突然倒れて意識消失し、反応が無い状態」となります。

 

2.虚血性心不全の予防

虚血性心不全の原因は、「高血圧、糖尿病、高脂血症に加え、喫煙、肥満、食事、運動不足、情動ストレスなど」とされています。

 

上記の原因で動脈硬化が発症し、それによって血管の内腔が狭くなり、血液の流れが悪くなるために虚血性心不全に発展します。

 

よって、予防のためには動脈硬化を起こさないように生活習慣を見直す必要があります。

 

①血圧

140/90mmHg未満(高齢者の場合は150~160/90mmHg未満)を維持するようにします。

 

②BMI(body mass index)

BMIは「体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)」で算出できます。

 

BMIが22であれば標準体重であり、25以上であれば肥満とされています。

 

例えば身長170cm、体重65kgの場合、「65÷1.7÷1.7≒22.5」となり、標準体重に近い数値となることがわかります。

 

③喫煙

禁煙、もしくは本数を減らして根もとまで吸わないように心がけましょう。

 

④飲酒

一日に飲む量の目安としては、それぞれ、

・ビール(度数5%):500ml

・清酒(12.5%):一合

・焼酎(25%):100ml

・ウイスキー(40%):ダブルで一杯以下

とされています。

 

⑤睡眠

できる限り8時間を休むようにしましょう。

 

⑥食事

高血圧があれば食塩制限として、食塩摂取量は一日6g未満を目標にします。

高血圧でなければ、食塩摂取量は男性は一日9g未満、女性は一日7.5g未満を目標にします。

 

また、塩分の排出を促す食事として、りんご、大豆製品、いも類、海藻類なども推奨されています。

 

野菜は一日350gが適切とされており、肥満の解消にもつながります。

脂肪分が多いものを控えるのがよく、肉であれば脂肪の少ない赤身の肉がよいとされており、特に魚と大豆が推奨されています。

 

⑦運動

歩くだけでも効果があります。

一日6,000歩から10,000歩を目標に歩きましょう。

 

またはスポーツなどの趣味を生活の中にとり入れるのもいいでしょう。

 

 

⑧その他

会社などの定期健康診断は必ず受診しましょう。

また、何か症状が出たら医療機関に受診することも大事です。

 

年に数回は血圧測定をすることやストレスをさけることも必要です。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

関連記事はこちら

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール

ggg1_0
影山一樹
Twitter