【誇張報道!?】台湾地震の被害はごく一部

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2016年2月6日に台湾南部で発生したマグニチュード6.4の地震ですが、台南市の在住者からは「東日本大震災などとは比較にならないほど地震の被害は小さい。日本のマスコミはもっと大きな被害を望んでいるように感じる。」などとの声が挙げられています。

 

台南市在住の『まえちゃん』さんのブログでは「被害の影響は一つの違法建築のビルのみで、本当に困っているのは断水ぐらいである。」と綴られています。

 

–<記事一部抜粋>–

ネガティブなニュースで台南が取り上げられるのは住んでいる人間として残念なのですが……、ただ台南に住んでいる人間として日本の報道や友人からのメッセージでぼくは違和感を覚えたんです。

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今回の台南の地震の被災状況って、東日本大震災と比べ物にならないくらいの微弱な影響なんですよ。

 

なのに、日本では「3・11の東日本大震災と比べて募金が少ない!」だの、「台湾の一世帯あたりで募金いくらしてくれた」だの言い出す人もいて、住んでいるぼくとしてはギャップばかり感じています。

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今回、日本のニュースで流れたビルの崩壊映像は台南市のごく一部です。いや、7棟が崩壊して、そのうちの1つのビルが大惨事を引き起こしています。

 

現にニュース見ても亡くなられた方の29名中、2名が他の場所で亡くなられ、残りの27名はビルの崩壊の影響で亡くなられました。

残り120名以上も救出作業を待っていますが、これから亡くなられる方が増えるなら、このビルの崩壊で閉じ込められた方です。ちょっと考えたくないのですが……。

 

なので、今回の震災で亡くなられた被災者というのは、一つのビル「だけ」の影響です。

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後追いの一部の日本のテレビのニュースでも報道されていますが、この崩壊したビルは違法建築で、手抜き工事で一斗缶などをビルの中に入れ、安く済ませようとしてました。

 

だから台南市がガレキに埋もれているとか、あんなビルの崩壊だらけというのはない。そんな事実はどこにもありません。

 

ぼくらが本気で困っているのは、地震から3日経つのに未だに断水してるくらいです。

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ぼくの住んでいるゲストハウスの日本人オーナーは一昨日から日本のテレビ局から電話がかかってきて、いろいろと電話取材されいてるのですが、日本のマスメディア的には「もっと大きい被害であってほしかった」と望んでそうな様子がうかがえます。

 

「今回の地震での被害状況は?何か困っていることはありませんか?」

 

しかしそんな質問をされても、こちらとしては被害状況はほぼありません。多少地盤が緩いからか、数ミリ家のタイルが浮き上がったくらいで、あとは影響なし。

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たまに日本で起こる震度5くらいの地震だったんです、今回のは。

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お互いの募金を通じての日台交流。うん、世界で兄弟姉妹や親友みたいな日本と台湾の関係は、非常に話としては美しいですね。

でも現地に住んでいるぼくは言いたいんです。「いや、そんな話をデカくしなくていいから」と。

 

たしかに亡くなられた台湾人の方の命は尊いし、そこには亡くなられた方の数だけの人生があります。その気持ちはわかる。そして募金してくれればたしかにありがたい。

 

しかし台南の現地にいるぼくらは普通に生活しているし、ビルの崩壊ばかりテレビに写されても困るわけです。だってぼくらの半径3キロ以上見渡しても、どこもビルなんて崩壊してないんですから。

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ぼくは募金と募金でつながるより、リアルに日本人が台湾に来て、台湾と台湾人の良さと優しさを感じてほしいと切に願ってます。

–<ここまで>–

 

確かに今回の地震では、我々日本人はごく限られた情報からあれこれ類推して、事を大げさにとらえていた面もあるでしょうし、多少なりとも反省すべき点はあるのかもしれませんね。

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